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2011年10月

子会社合併のご挨拶

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、弊社グループ内子会社の岩手ニッカン株式会社と日管電材工業株式会社は、本年10月1日をもちまして合併し、「岩手ニッカン株式会社」として新たにスタートすることとなりました。
この合併により、経営資源を集中強化することで、経営の効率化を図るとともに品質の更なる向上に努めてまいる所存でございます。
皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

敬具
ニッカン工業株式会社
代表取締役 諸井宜夫

2011年05月

電子回路基板用電磁波吸収シート“NIKRAM®”製造・販売
ニッカン工業株式会社、小松精練株式会社との共同開発で耐熱性を有する電磁波吸収シート“NIKRAM(ニクラム)®”を開発。

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2011年5月

ニッカン工業株式会社(東京都目黒区、代表者;諸井宜夫)と小松精練株式会社(石川県能美市、代表者;池田哲夫)は共同で、耐熱性を有する電磁波吸収シート“NIKRAM(ニクラム)®”を開発した。
現在試作品でのサンプルワークは開始しており、平成23年7月を目途に製造確立、販売を開始する。

“NIKRAM®”は絶縁フィルム/電磁波吸収層/剥離紙の構成(図1)からなり、電磁波吸収層は様々な電磁波対策材料の開発、販売で実績のある小松精練株式会社が製造し、また絶縁フィルムとのハイブリッド加工はフレキシブルプリント配線板用材料の開発、販売で実績のあるニッカン工業株式会社が担当する。尚、製品の販売はニッカン工業株式会社が行う。

携帯電話、PC等に代表される電子機器の電磁波対策は、発生した電磁波を反射させグランド゙回路と言われるアースに逃がす方式の電磁波シールド材と、発生した電磁波を吸収し(図2)熱に変換させる方式の電磁波吸収シートがあり、“NIKRAM®”は後者へ分類される。従来の電磁波吸収シートは局所的に貼り付けるだけで効果を発揮することから、電子機器の部品実装後に用いられる。今回ニッカン工業株式会社と小松精練株式会社は両社で培った樹脂配合技術、加工技術を用いて耐熱性を有する電磁波吸収シート“NIKRAM®”の開発に成功し、従来の電磁波吸収シートの使用方法だけでなく耐熱性を必要とするプリント配線板実装工程にも耐えるものが出来た。プリント基板、電子部品、電子ワイヤーなどのノイズ対策として提案する(図3)。

問い合わせ先
ニッカン工業株式会社電子材料事業部
フレキシブル営業部 TEL 03-3723-9853

※NIKRAM(ニクラム)® はニッカン工業株式会社の登録商標です。

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図1:”NIKRAM®”構成図

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図2:”NIKRAM®”S21法電磁波吸収性能

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図3:用途例

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